タイムタイマーで終わりを可視化する。

こんにちは、いりどりです🐓

いりどり家には2歳の娘と0歳の息子がいます。子どもと過ごす毎日は、勉強と試行錯誤の連続です。

前の記事で、子ども(に限ったことではないけど)に何かを伝える時は具体的な声かけをすると伝わりやすくなる、という話をしました。

今回は、私がハイパーお世話になっている「タイムタイマー」について紹介します。

タイムタイマーとは

タイムタイマーは、「残り時間が視覚的に分かるタイマー」です。

一般的なタイマーは数字が段々と小さくなっていき、0になったら音が鳴るものが多いですが、タイムタイマーは色がついた部分がだんだんと少なくなっていきます。


↑こういうやつです。一目で残りがどのくらいか分かります。

特別支援教育では定番のアイテム

このタイムタイマーは、特別支援教育においては定番中の定番アイテムです。

私が初めてこの存在を知ったのは、小学生の時に読んだ「光とともに」という自閉症のある男の子について描かれた漫画でした。(超名作です)



こういった書籍でも、表紙に登場するほどの定番品です。


発達障害でなくても普通に便利そうな道具ばかり紹介されています。興味があれば。

完全に余談ですが、楽天ブックスで本を買うとSPUが上がるので、この1100円という値段は絶妙。この本に興味を持ったら是非ポイントアップに活用してください。(ジャンルが違うわい)

我が家での使い方

我が家のタイムタイマーは、そもそも私が自分で使いたくて購入したものです。

学生の時はアパートで一人暮らしをしていたのですが、絵を描くなどの作業に没頭してしまうと、睡眠や食事など作業以外のことが疎かになってしまい、「これではいけない」と作業の前にタイムタイマーをセットするようにしたんです。
ただのタイマーよりもパッと見ただけで残り時間が分かりやすく、大変重宝しました。


現在は、娘に「おわり」を伝えるために使っています。

例えば、「テレビはこの赤が無くなったらおしまいにするよ」と伝えて、タイムタイマーをセットします。

娘はまだ時計が読めないので、「あと10分だよ」と言っても伝わりません。しかし、「赤が無くなったら終わり」はすぐに理解しました。今では「そろそろテレビおしまいにしようか」と声をかけると、娘の方から「あか、なくなったら、する?(タイムタイマーで「赤が無くなったら」ってする?)」と言います。(かわいいです)

初めは「この番組が終わったらテレビはおしまい」という声かけをしていましたが、なかなかうまくいきませんでした。すぐに次の番組が始まってしまうので、区切りをつけることが難しかったのです。

でも、このタイムタイマーを使うようになってから、納得して自分でテレビの電源を切ことができるようになりました。まぁ、リモコンを持って逃亡する時も多々あるんですけど。

テレビを見るソファから見えやすい位置に置いています。

他にも、スマホで遊ぶのを終わる時、遊びからお風呂に移行したい時、出かけるまでの時間(赤が無くなったらお出かけするよ)など、タイムタイマーは様々な場面でハイパーお役に立っています。本当にありがとうございます。(感謝)


我が家のタイムタイマーは、電池がなくても終わりの時間になると「ジリリリリリリ」というやかましい目覚まし時計のような音が鳴るタイムタイマーです。トースターのタイマー見たいな。

娘は最初この音が不快だったようで、ジリリリリと鳴ると私に抱きついてきていました。音に敏感な子には向かないタイプです。今はもう娘も慣れましたが、少し前に床に落としてしまい、音が鳴らなかったり逆に鳴り続けていたりして調子が悪いので、買い換えを検討しています。

音が優しくなるなら、電池が必要なタイプでもいいかな。

普段は冷蔵庫にくっつけています。(裏面がマグネット)

娘がもう少し成長したら、時計を読む練習をしつつ時計の絵カードを使ってみたいなと思っています。絵カードも特別支援教育では欠かせないアイテムです。また紹介しますね。ではでは。

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